好きな音楽の話 #3-1 ☀

 本当はゲームの話で記事を更新したいのですが、好きな音楽の話を先にしたくなってしまったので書きます。

 #3-1と#3-2ではそれぞれ5人のアーティストを紹介する予定で、-1が陽寄り、-2が陰寄り、どちらもシンプルな構成に重きを置いた作曲をする方を中心に紹介します。


YAWNY KEYS

 もともとBlissfallという名前で活動されていました、アメリカジョージア州アトランタ在住のアーティストです。
 背景としてR&B / SoulやJazzの文脈があり、過去にはFuture Bassの影響を受けつつ、時代を通じて変わらない素朴さを残したどこかノスタルジーな美しいメロディを奏でています。

好きな作品:

名作
チル・ジャズ
R&Bへの回帰
初期の作品 GEOTHEORY(アーティスト)系のFuture的な妖しさを取り入れた一品
初期の作品  Skypeの着信音をテーマにしたFuture Bass
5年ほどかけて制作されたサウンドトラック。内省的ですばらしい…

Echo Map

 もともとSynergy Soundという2人組ユニットで名前で活動されていたのですが、ノルウェーのKnut氏が自身の商業音楽活動に重心を置く必要が生じたためユニットの活動からは引退され、ドイツのMoritz氏がプロジェクトを引き継ぎ、Echo Mapに改名して新しい音楽のビジョンを探りながら現在ソロで活動されています。

 Synergy Soundの作風はジャズ・電子音楽(フューチャー、ベースミュージック、グラニュラーシンセシス)の最新領域を研究した複雑なコンポジションが特徴的でしたが、Echo Mapとなってからは音色のクオリティはそのままに少しシンプルで内省的なテクノミュージックに傾倒してきているように感じます。
 とにかくサウンドデザインが卓越しており、国際的な商業音楽デザインの第一線クラスの実力を有しています。

 ここでは、Echo Map名義の作品のみをピックアップします。
 技術力が高すぎてコメントにこまる部分もあるのでキャプションは最低限です

好きな作品:

Tech House。圧倒的な音像の説得力
Moritzの同郷の友人Tom Finsterとの映画音楽的合作
Downtempo / Tech House。”Echo Map EP” (2020) より
エレクトロニカ。”A Bright Star / Polar” (2021) より
有機的な最現代テクノ。”A Bright Star / Polar” (2021) より

(2ページ目以降もございますのでお読みください)

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