フォロワーさんが昔遊んだマイナーゲーのブログ記事を書いててとてもおもしろかったので、話して面白くてかつだれも知らなそうなのに僕だけプレイしたことあるゲームの話をしようと思って昔遊んだゲームを振り返ったのですが、話してておもしろくなるゲーム、なかった♫
~ fin ~
今日はスーパーゲームボーイ2について話します
スーパーゲームボーイ2はスーパーファミコン用の周辺機器で、ゲームボーイのカートリッジをこの青い機械に挿した上でスーパーファミコンにカセットとして接続するとゲームボーイのゲームがスーファミで遊べるというものです。
幼い頃自宅にスーファミとこれがあったのでゲームボーイのゲームも結構テレビの画面で遊んでいました ピクロスやぷよぷよなど、GB画面で遊ぶと目が疲れるタイプのゲームでもテレビの画面で遊ぶと見やすくて(明るいし)電池の持ちを気にせず遊べてありがたかったなあという覚えがあります。
さてスーパーゲームボーイ2はただのゲーム変換器ではなく、おもしろ機能がいくつかありました。
ゲームボーイのほぼ正方形サイズの画面をテレビに映すと当然画面のアスペクト比が違いますので、レイアウトとしてGB画面の表示の外側に余白ができる状態になります。その余白にスーパーゲームボーイ2が独自の絵柄のフレームを表示してくれる機能がありました。このフレームがデフォルト9種類+装着したゲームによって変わるオリジナルフレーム1種類から選べるしくみになっています。ゲームによっては、ゲームの進行度に応じてフレームが変化するものもあるそうです(自分は見たことなかった)
画面比4:3のゲームが最新ゲーム機に移植されるときにフレームが追加されることがありますが、このあたりの影響を少し感じるものがあります
プレ実装されているフレームについては、デフォルトで付属している16フレーム(スーパーゲームボーイ初代の9フレームと、2で追加された7フレーム)と、簡易版マリオペイント風に絵がかける自由フレームがあります。また、それぞれのフレームを選んで一定時間コントローラーを放置するとアニメーションが始まる機能があります。
この機能を6~8歳くらいのころに自分が見てて、おもしろいようなこわいような不思議な印象を抱いていたのを覚えています スーファミらしいというか、アニメーション中の物体の運動が少しカクカクで直線的な制約のある動きをしているのが子供心ながらすごく機械らしい動きだなと思って鑑賞していました
いまは大変良い時代で、なんでもYouTubeで見ることが出来ます
大人になった今見ても大変よいものがありますね 動物のアニメーションや色使いがかわいくてすてきだ………
またスーパーゲームボーイには擬似的に画面に着色してくれる機能(4色パレット適用モード)があり、ゲームによっては推奨パレットをはじめから用意してくれているゲームもあります。このパレットはプレイヤーが自由に設定することができ、ヘンテコな色でゲームを遊ぶこともできます。全部真っ白にしたらなんも見えなくなったあ(むかしから、バカ)
このSGB2の青いスケルトンのフォルムを今日の画面越しに見ていると、当時冬の寒い朝に家族が寝入っているなかひとり起きてスーファミを組み立て、ひんやりとしたこの青いプラスチックカセットをガッシャと挿してテレビの電源を付けていたときのことが間近に思い出されます。
色の乏しかった画面に彩色できる体験をさせてくれたこと、色やフレームを変えたり動かしたりしたときに何が起きるのかという自由で原始的なコンピューターグラフィックスの体験をさせてくれたこと…… いま考えてみると僕にとってのゲームの画法、ゲームのセットアップ、それぞれの原風景の一角を担っているのはこの製品だったのかもしれません。
てかふつうに いまフレームとアニメーションをゆっくり見つめてたら懐かしくて、ワだ!
(ワ…!)(言語野が真っ黒フレームの人)
結び代わりに、Gaming Historian様がまとめている特集ビデオがありましたので紹介しきれなかった製品の概要やエピソードを知りたい方はこちらをご覧ください:
もしこの製品を昔持ってたよという人はコメントか何かで好きだったフレームを教えてください 私がニコ…とするので。